世界の備忘録

歴史上の忘れたくない事件などをまとめていくブログです。

ちょっと寄り道その⑪ ミーガン・ラピノー選手のインタビュー

アメリカの女子サッカー代表のミーガン・ラピノー選手のスピーチやインタビューを見ていたのですが…

カッコいいですね。

男子サッカーの選手との賃金格差是正を訴え続け、差別的な政治を行うトランプ大統領のいるホワイトハウスには行かないと言ったことでも話題になっていた選手です。

 

下に貼ったインタビュー映像の中にこんな部分があります。

 "you're harking back to an era that was not great for everyone -- it might have been great for a few people, and maybe America is great for a few people right now, but it's not great for enough Americans in this world,"

((大統領はMake great America againと言っているが)あなたが懐かしんでいるその時代は全ての人々にとってよかったわけではありません。一部の人にとってよかっただけで、今のアメリカも同じ状況です。しかしそれは世界中にいる多くのアメリカ人にとって良いわけではないのです。) 

 

以上CNNのインタビューの一部で、文字起こしされたものを私が翻訳をつけました。

もう翻訳文出回ってるとは思いますが…。2分40秒辺りからトランプ大統領へのメッセージを話しています。

記事になっているものはこちらを参照https://edition.cnn.com/2019/07/09/politics/megan-rapinoe-anderson-cooper-trump-cnntv/index.html

 


Rapinoe's message to Trump: You need to do better for everyone

 

これはどこの国にも言えることですね。

もちろん完璧な政治なんてないのかもしれないけど、今目指しているのが誰にとっていい国なのか、というのは考えるべきです。

それが一部の政治家や力のある人だけが潤う国だと独裁に近付いていくわけで…

 

 

私はミーガン選手と似た意見ですが色んなバックグラウンドを持つ人々が幸せに暮らせた方がいいと思います。

 

それにしても、こんなに堂々とホワイトハウスに行かない!と言う→それを大統領に「勝ってから言え」と言われる→本当に優勝する…ってカッコ良すぎですね。

 

文化が違う、システムが違うと言えばそれまでですが、今の日本と比べると日本はまだどうしても声をあげることに臆病になってしまっているなぁという気がします。

私も含めて。

 

 

こういった若い人から刺激を受けて、自分が違和感を感じたら、大きな流れに必ずしも乗らなくてもいい、ということがもっと広まればいいなぁと思います。

大きな流れの中にいても、その流れがどこに向かっているのか、内側からはわからなかったりしますしね。

 

こちらのスピーチでは多様性を認めることを訴えています。

案の定…ですが、敵はかなり増えています。それも覚悟で発信している姿はかっこいいです。


Megan Rapinoe speaks at World Cup championship parade