世界の備忘録

歴史上の忘れたくない事件などをまとめていくブログです。

備忘録その77 警官による黒人射殺を考える

筋肉量なども計れる体組成計を買ったのですが…現実を見てしまい愕然としています。
ダイエット…頑張ろう。
でも…暑いのに食欲が減らないのはなぜでしょう。
 
 
さて、今日は頻発しているイメージのある、アメリカでの警官による黒人射殺事件について考えてみたいと思います。
 
事件ごとに状況などは千差万別ではありますが、例えば、こんな事件があります。
2014年にミズーリ州で18歳のマイケル・ブラウンという男性が警官と言い合いになり、結果的に拳銃で殺害されます。
 
警官は結局不起訴処分となりました。
 
 
ネットで「黒人 警察」と調べるだけでも山ほど事件が出てくるくらいです。
英語で調べればもっと出てくるでしょう。
 
 
そもそもその黒人に警官が声をかけた理由はストップライトが点かないなどの誰だってタイミング的に起こりえるものです。その後口論になったり、逃げだしたりしたとしても、それが白人だったら銃は撃たないわけですよね。
しかも警官が不起訴になる事例も多いことも問題のようです。
命の重さは同じなのに…
 
 
 
結果的にこういった事件が生むのは抗議運動やそこから暴徒と化してしまう市民、更なる差別…
「我々は黒人しか殺しませんよ」と怖がる白人女性に話した警官もいたとか。今話題?の「冗談だった」といいそうですが、全く笑えません。
 
 
アメリカの警官のやり方の細かいところまでは知りませんが、不信感しか生まない事件が起き続けているのはなんだかなぁと思います。
同じ国に暮らす人同士、仲違いしていいことあるのかなぁと思います。
かといって今のアメリカのトップからして、優先的に解決されそうではないですけどね…
 
 
もちろん他人事ではありません。
射殺や暴力、とまではいかなくても、偏見や差別によるいじめや犯罪は身の回りでも起きていますし、友達同士の会話で無意識に「○○人は~」などと言ってしまうことも正直ありましたし、それによって傷ついた人もいるかもしれません。
定期的に自分が他者に対してどういう意見を持っているのか、自省する時間を持つべきだなと、今回調べていて思いました。
 
参考にしたもの
Newsweek "依然として止まらない米警官による黒人射殺事件" 2015年4月28日
BBC "我々は黒人しか殺さないから」昨夏ジョージア州で警官が" 2017年9月1日