世界の備忘録

歴史上の忘れたくない事件などをまとめていくブログです。

ちょっと寄り道その⑨ 『クィア・アイ』を観て

こんにちは。
日本はG20の準備が連日ニュースになっていますね。
大阪は交通規制など大変そうです。
 
韓国は今日6月25日は1950年に朝鮮戦争が始まった日で、特に休日ではありませんがニュースなどでは特集があるんじゃないかな、と思います。
 
 
そして、ウィキペディアのメインページで見つけたのですが、1975年にモザンビークが独立した日でもあるそうで…アフリカのこともちゃんと勉強したいなぁと考えています。
本を買わなければ…
 
 
ちょっと仕事がごたごたしていて歴史のことが二の次になってしまっているので、今日はネットフリックスで『クィア・アイ』を観ていて感じたことを書こうと思います。
 
*ちょっとネタバレあります
 
 
シーズン2のトランスジェンダーの依頼者・スカイラーさんの回です。(あんまり順番が関係ない番組なので、ランダムに観ています)
 
 
私はジェンダーの問題には興味はあるものの無知に近い方だと思うのですが、スカイラーさんが嬉しそうだったのと、ファブ5という依頼を受けるゲイ5人組もいつも通り一生懸命(?)だったので、面白いと思って観ていました。
 
特に、免許証の性別表記を変えに行く場面は色々考えさせられました。
当たり前だと思っている身分証でも、時には人を傷つけたり、誇りを持たせてくれたりするっていうことに気付かされました。
これは性別だけじゃなく国籍など自分の帰属意識がどこにあるかわからなかったり、国籍とその意識がずれている人などにも言えることなんじゃないかな、と…
 
ただ、観終わってから調べてみると、 細かい表現(chestsをbreastsと言っているなど)や、手術によって性を変えていくことを称えすぎていること、スカイラーさんを媒体とした教育番組のようになっていることなどに批判が集まっていたようです。
 
 
確かに45分とかの短いプログラムの中で、気遣いが足りなかった部分があったり、駆け足で通り過ぎた感があったりしましたし、ネットフリックスはお金をかけて作ってるわけだし、影響力がある以上もう少し編集には気を使った方がいい気もします。
 
でも、仮に表現を間違ったとしても、それは「当事者じゃなければこれくらいの間違いを犯すくらいに、まだ知られてないことなんだ」ということを見せてくれている、と、ポジティブにとらえることもできるんじゃないかなと思います。
 
演出によって不快になった方がいるのなら、その方々にはしっかり謝る必要があると思いますが、あんまりひどいとどんな問題も扱えなくなってしまいますしね。
その加減が難しいんだとは思いますが… 
 
 
大事なのは知らないことを認めて、最大限相手の立場を想像して配慮することじゃないかなと思います。
 
 
うまく伝えるって難しいことなんだと改めて感じた、ネットフリックスタイムでした…