世界の備忘録

歴史上の忘れたくない事件などをまとめていくブログです。

備忘録その43 シャロン・テート殺害事件

久しぶりに資格試験を受けに行ってきました。
昔からシーンとした場所でじっとしているの苦手なんですが、最近は集中力も落ちているのか、余計にしんどかったです。
 
しんどかったので帰りにフードトラックでバーベキューセットと焼き鳥買って食べてしまいました。
やっぱり肉ですね。
 

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さてタランティーノ監督が映画にするということで久しぶりに耳にした名前、シャロン・テート。
私はもちろんリアルタイムで見ていた事件ではないので、「ローズマリーの赤ちゃん」、「戦場のピアニスト」、その後のもろもろの事件などで有名なロマン・ポランスキー監督の元奥さんとして認知しているのですが、当時はシャロン・テートの方が有名だったのでしょうか?
 
 
彼女が自宅で友人らと共に殺害されたのは1969年8月9日。シャロンが26歳の時のことでした。
犯人はスーザン・アトキンスら三名。
しかしスーザンらは実行犯で、彼女たちが信奉する人物の示唆により行われた犯罪でした。
 
それが、チャールズ・マンソン。
 
彼は音楽家で、複雑な家庭環境で育ったからなのか、なかなか社会に適応できず、少年~青年期の大半を刑務所で過ごしています。
出所後は家出した少女を集めて集団生活を始め、彼女たちに男性を誘惑させて信者にさせます。
 
シャロン・テートらを殺害したスーザン・アトキンスも信者でしたが、狙っていたのは別の人物でした。
その家に以前に住んでいた女性がマンソンをメジャーデビューさせられず、人違いで殺されてしまったんです。
シャロンもお腹の赤ちゃんもそうですが、一緒にいて亡くなった友達も、とんだとばっちりですよね。
 
 
マンソンは2017年に亡くなっていますが、当時の実行犯たちはまだ刑期を終えておらず、仮釈放などで外に出る度に注目を集めているようです。
 
 
そして、この事件を題材にタランティーノ監督が映画を撮ったようで…
ディカプリオとブラピという二人が若い時に見てみたかった組み合わせ(今も見たいけど)で、カンヌでは「ネタバレ禁止令」が出た上で上映されたようですね。
 
これに対し、ロマン・ポランスキー監督の今の奥さんが激怒しているというのも話題になっていました。(映画.com での5月30日「ポランスキー妻、タランティーノ監督を厳しく非難」)
 
私は実際にあった事件を映画にすること自体は反対でもなんでもないですし、映画を観ていないのでなんとも言えないのですが、この映画、ジャンルとしてはコメディみたいなんですよね…実際にあった殺人事件を扱いながら、コメディっていうのは少し気になるところです。
 
 
ポランスキー監督の素行(?)は一旦置いといて、遺族を傷つけるような内容であってほしくないですね。その辺はきっとわかっていて作ってるんだとは思うんですけど…