世界の備忘録

歴史上の忘れたくない事件などをまとめていくブログです。

備忘録その41 一度防げても恐怖は続く性犯罪

料理は好きだけど献立考えるが辛い毎日です。
あとおいしい日本食が食べたい。
 
 
さて、今日は私が住む韓国でつい先日起きた性犯罪未遂について、思うことがあったので書くことにしました。
 
 
二日前、ソウル市の新林(シンリム)というところで男性が女性のあとをつけ、女性に続いてアパートに入って行こうとする強姦未遂が起きました。
 
この新林という場所はソウル大学が近くにあることもあって学生が多く住んでいて、割と家賃が安いという理由で、司法試験など各種資格試験の準備をしている若い人が多く住む場所です。
 
私も昔新林から20分程のところに住んでいたことがあり、今も友達が住んでいる地区なのですがちょっと怪しい袋小路みたいなところがあったり、治安の面でも心配があるとされている場所です。
まぁそれでもソウルなので最低限気を付けていれば問題ないですが。
 
 
犯行は全て防犯カメラに映っていました。
女性が建物に入って来て、自分の部屋に入ります。
韓国は大体の家が番号を押す電子ロック式の鍵をつけています。
 
女性が入った瞬間、男性が現れてドアを開けようとします。
電子ロック式なので、ドアが閉まってから鍵がかかるまで一瞬間があるんですよね。
 
結局男性が一歩遅かったのか、鍵がかかり、女性の家に入ることはありませんでした。
しかし、ここからが更なる恐怖映像だったのですが、男性は諦めていない様子で女性の部屋の前をウロウロします。
 
開くのを待ってるのか、次の行動を考えているのかわかりませんが、なんとも不気味で鳥肌ものでした。
 
女性が気付いてドアを押さえるなどしていたのかはわかりませんが、本当に何もなくてよかったです。
 
 
男性は監視カメラの映像があったこともあってすぐに逮捕されます。
 
ですが…男性の罪状は住居侵入。
韓国では性犯罪を犯すと電子腕輪をつけることになっていますが、それもなしですぐに釈放されることと思います。
同じことをしないと誰も言い切れません。
 
 
何も起こらなかったことが一番の救いと思いたいですが、何も解決してない感が強いです。
監視カメラも気にせずに侵入しているということはこの手の犯人には監視カメラはなんの効果もないということですしね。
 
 
日本でも韓国でも、どの国でもそうですが、罪は犯さないと裁かれない。
でも今回のように明らかにグレーな人がいるんですよね。性犯罪に限らずです。
でも過剰な監視は人権侵害になるし…
 
 
結局自分の身は自分で守る…という話になるのですが、それだって限界がある。
安心して暮らせるって、年金とか、○○の無償化とか、○○還元とか、そういうのも大事かもしれませんが、こういった犯罪に対してもう少し神経質な雰囲気になることも大事なんじゃないかなぁと思いました。
 
治安が良いとは言ってもそれは他の国と比べてのことで、犯罪が皆無という意味ではありません。そんな事件が身近で起こらないとは誰にも言いきれないので…