今日から数日間ベトナム戦争についてです。
ベトナム戦争と言えば、通称ベトコンや枯葉剤による被害など、断片的にインパクトが強い情報やショッキングな写真などで記憶に残りやすい部分はあるのですが、背景が複雑でなかなか私も一つずつ理解するのが難しいな、と思っていた戦争でした。
教科書などにも載っているこの写真はあまりにも有名ですよね…
なので私の力量では書くのは無理かなと思っていたのですが、やっぱりどうしても忘れたくない、しっかり知っておきたい出来事なので、書くことにしました。
まずは単純に書くベトナム戦争のプロフィール(?)です。
詳しい資料が手元にないのでwikipediaやベトナム戦争に関する記事などを読んで整理したものです。
どこの戦い?:元はベトナム内戦ですが結局北ベトナムVS南ベトナム・アメリカ
いつ起きた?:1955年~1975年4月30日(宣戦布告がないので開戦日はわかりません)
戦争が起きるまで~本格化まで:
その1_ベトナムがフランスの植民地だった(1887年~)
その2_1939年フランスがドイツに降伏、植民地だった地域は日本が仏印進駐を行う。
その3_日本の敗戦によってベトナムではホー・チ・ミンによる「ベトナム共和国」が誕生。
その4_再びフランスがベトナムを狙い、南部が傀儡政権。北ベトナムは対話で解決しようとしますが、決裂し、第一次インドシナ戦争が起きる。
その5_1954年インドシナ戦争はフランスの敗北で終わる。この時、南北は分かれたまま。
その6_南ベトナムはゴ・ディン・ジエムという人物がアメリカの支援を受けて「ベトナム共和国」の大統領に。
その7_北ベトナムは通称ベトコン、「南ベトナム解放民族戦線」が誕生し、1960年12月に攻撃を始める。
その8_1964年の北ベトナム軍がアメリカ軍艦に攻撃したトンキン湾事件をきっかけにアメリカが本格的に軍事介入。
この後もアメリカ軍によるラオスやカンボジア攻勢やホー・チ・ミンの死去、ニクソン大統領就任など、色んなことがあったのち和平協定、アメリカ軍の撤退と続きますが年数にして約20年、たくさんの国が関わった大きな戦争となりました。
今日はここまでにして、次回から上に書いたいくつかの段階で私が書き留めておきたいことを書いていきたいと思います。
今、仕事の合間を縫ってスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著の『戦争は女の顔をしていない』を読んでいます。
同じ著者の『ボタン穴から見た戦争』も読んでいたのですが辛すぎて読み進めるのが大変でした。
どちらも辛いですが、直視しなきゃいけないという義務感のようなものでなんとか読み進めています笑
いつになるかはわからないけどレビュー書きたいな…書けるかな…